友人の祝い事をさくっとすませ、梅雨仕様の都内脱出を計る・・・つもりでしたが、梅雨明けが一足早く、すでに移動の段階で暑さにコテンパンにのされたスタッフ10号です。
脳内に浮かぶのはただひたすら『暑い』の二文字。宿をめざして東海道線に揺られます。

なんとか熱気をくぐり抜けて宿（伊東）に到着すると、よっぽど憔悴しきった表情であったのか先に到着しひとっ風呂浴びて寛ぎ中の連れに大爆笑で迎えられるという不覚。この上がりきった体温、２℃位移してやりたいとか内心悪態をついておりましたが、晩御飯がとても美味しかったので疲れも怒りも吹き飛びました。（食べるのに必死で写真忘れ）回復のためのVB群・アミノ酸などの摂取をしっかりして、この日は爆睡。寝る子は育ちます。
翌日、とくに目的もなく、だらりと過ごす予定だったのですが、残念なことに計画性があまりにもなく。この半島で足（車）がないのは死活問題ということをすっかり忘れていたため
・バスを待って２０分炎天下に晒されるか、
・建物のある湖畔の停留所まで約３０分歩くか
という選択に迫られます。

選択
約１５分歩く　→　汗だく疲労・シャワー浴びたい　→　丁度良い木陰の停留所発見　→風があって少し涼しい・バスは５分くらいで来そう　→　１０号徒歩離脱・バス待ち　→ 連れ徒歩継続・バスになんか負けない

結果
バスのほうが断然早いわけです。汗だくで歩く連れを涼しいバス車内から確認・追い越し、先に到着。旅のお供のドラちゃんと記念撮影なんかして、待ってみました。

＜一碧湖・湖畔にて：とても涼しい＞

その後なんとか昼ごはんにありつき、市内へと戻りお目当ての東海館へ。

暑さで外観を撮るのは諦めました。この東海館、3階からの急な階段を昇ると望楼にたどり着きます。眺めの素晴らしさはもとより、なんといっても涼しい。風が四方から吹き抜け実に涼しいのです。

だーれも来ない（本当に誰もいない…）ことをいいことに、寝そべって20分ほどの昼寝を敢行。外からはでっかい干物が二枚ならんでいるように見えたかもしれません。本当に気持ちよかったです。家を建てるならぜひくっつけたい！
帰りの日は、近すぎてなかなか行く機会のなかった小田原城へ突撃。

ダイ○ンの羽なし扇風機が大活躍の城内は、北条の歴史展示が興味深く、秀吉の北条攻めの容赦なさに恐ろしくなったり甲冑の展示に「今これ着たら戦う前に熱中症でアウト」と我が身に置き換えたりして思った以上に長居をしてしまいました。天守からの小田原の海の眺めも絶品でした。
涼しくなったら、またのんびり訪れてみたいと思います。