29歳の女性で、めまいが治らないことを訴えられ受診しました。
栄養療法を受けるまで、大学病院を含めた総合病院で治療をうけられ【血液検査データでは異常が無い】と診断されていました。 しかも精神安定剤を含めた多くの薬が処方されていました。
各検査の説明
オーソモレキュラー基本セット
全身の栄養状態を把握するための、約60項目の基本血液検査セットです。血液検査によって身体に吸収された栄養素がどのように利用されているのか、代謝面から詳しい検査を行います。
ペプシノーゲンセット
食事から栄養素を効率よく吸収するには、胃粘膜の正常な働きが必要不可欠です。
血液中に含まれるペプシノーゲンを測定することによって、胃酸の分泌状況や胃粘膜の状態を予想することができます。
ピロリ菌検査
胃粘膜にピロリ菌が感染することは、栄養の吸収が阻害される原因になります。新宿溝口クリニックでは、積極的にピロリ菌感染をチェックし除菌療法を行うことをお勧めしています。
5時間糖負荷検査
血糖値は食事を摂る前後で大きく異なります。その血糖値の変動は個人によって大きな差があります。血糖値の変動によって自律神経が刺激されることは、動悸・頭痛・筋肉のこわばりなどの身体症状だけでなく、不安・恐れなどから時に幻聴や幻覚などの精神的な症状を引き起こすことがあります。
新宿溝口クリニックでは、全国でもいち早くこの検査に取り組み、既に多く患者さまへの実績があります。すでに心療内科や精神科へ通院中の患者さまでも、この検査の結果から新しい角度からの治療が可能となり、症状の改善が得られることが多くあります。
副腎疲労症候群の検査
【 唾液中コルチゾル濃度 】
副腎は、安定した血糖値を保つために重要な働きをしています。また副腎はストレスによって刺激されるため、現代人には副腎が疲労し充分な機能が維持できていないことが指摘されています。
新宿溝口クリニックでは、安定した血糖値を維持するために重要な副腎から分泌されるコルチゾルを唾液から測定することによって副腎疲労症候群の診断を行っています。
通常の治療では改善しないうつ症状や強い疲労感などと関係することが多く治療上重要な情報となる検査です。
【 血中DHEA-S濃度 】
副腎からは多くのホルモンが分泌されています。
その中でも血液中のDHEA-S濃度は、副腎の全体的な機能を評価するために有用な検査です。
ストレスに弱い、病気になり易く治りにくいなどの症状から皮膚症状・精神症状にも関係するホルモンです。
LGS(leaky gut syndrome 腸管壁浸漏症候群 )の検査
消化管の粘膜の機能障害が原因で様々な症状が生じます。
これまで過敏性腸症候群、アレルギー性疾患、慢性疲労、各精神疾患などに診断されていた方々には、このLGSが原因の一つとして関係していることがあります。
またLGSによって未消化の物質が血液中に吸収されることによって、口臭や体臭に変化が生じたり、便臭やガスのにおいに影響が出たりします。
LGSは、便や血液検査によってカンジダの感染の有無をチェックしたりIgG食物アレルギー検査、5時間糖負荷検査などの各種検査を組み合わせて総合的に判断します。
【 便カンジダ検査 】
腸管の粘膜の奥にカンジダや真菌の付着が継続する場合、食材の消化吸収が阻害されてしまいます。その結果としてアレルギー症状や精神症状
【 血液カンジダ抗体検査 】
血液中のカンジダ抗原、およびカンジダに対する各種抗体を検査することによって、カンジダ感染による影響が全身の症状と関連するかどうかを検査します。
【 IgG食物アレルギー検査 】
一般の医療機関で行われるアレルギー検査では、IgEを介したアレルギー反応を検査することができます。しかし慢性疾患に関係する食物アレルギーはIgGを介していることが多く、通常の医療機関では検査が行われていません。
新宿溝口クリニックの食物アレルギー検査は、日本人の食習慣にあわせた内容になっており同様の食物アレルギー検査よりも有益な情報が得られます。
また治療中の患者さまの場合には、専任の栄養カウンセラーから日常の食生活のアドバイスを無料で受けることができます。
尿中ジアセチルスペルミン
尿中に排泄される2種類のジアセチルスペルミンは、がん患者さん多く排泄されます。尿中ジアセチルスペルミンは、一般的な腫瘍マーカーよりも早期に変動することが知られているため、鋭敏なガン細胞の活動性のマーカーとして用いられるようになってきています。新宿溝口クリニックでは、尿中ジアセチルスペルミンをがん患者さんの治療中のマーカーとして用い、一般的な腫瘍マーカーや画像診断にて増悪傾向が認められる以前から対応することでガンの増悪を防ぐようにしています。
血液検査からわかること
通常の医療機関で「問題なし」と診断された同じ検査結果でも、当クリニックでの血液検査結果をもとに栄養学的にデータを分析することで様々な不調の原因を発見することが可能です。
栄養状態をチェックし、そのデータをもとに各個人ごとに栄養カウンセリングを行い、症状の改善へ取り組みます。
※例えば、頭痛の症状は原因が全て同じとは限りません。個人ごとの生活習慣なども考慮に入れる必要があります。
通常の血液検査項目は約15~20項目ですが、当クリニックではより詳細な項目まで(約60~80項目)血液検査をしていただいております。
血液検査は自費にて(ご来院の場合は一部保険利用可)、当クリニックまたはお近くの指定の医療機関にて行っていただきます。
遠方での指定の医療機関で血液検査を行っていただく場合、予約や必要な書類の準備などは、当クリニックで整えさせていただきます。
当クリニックをご利用いただき、実際に血液検査を経験された方をご紹介します
来院時の血液検査データ
| 検査項目 | 検査値 | 従来の判断 | 当クリニックの栄養アプローチ結果 |
|---|---|---|---|
| GOT | 21 | 肝機能正常 | ビタミンB欠乏 |
| GPT | 11 | ||
| ALP | 87 | 亜鉛欠乏 | |
| 尿素窒素 | 11.2 | 腎機能正常 | アミノ酸欠乏 |
| クレアチニン | 0.49 | ||
| フェリチン | 6 | 測定しない | 鉄欠乏 |
上記の表のように総合病院で異常なしと診断された血液検査データでも、実際には様々な栄養障害があることはめずらしくありません。
この方はサプリメントによるアプローチでめまいは完治し、薬はすべて必要なくなりました。
また、この他の症例は改善事例のページをごらんください







