当クリニックのアプローチと特徴
チック(トゥレット障害)と診断されている場合には、目をパチパチしたり、顔をクシャっとしたり、首や肩を不自然に動かしたりする動作、あるいは頭を激しく振ったり、上半身を急激に傾けたりすることもあります(運動チック)。
また、このような動作だけでなく、『オウゥッ』とか『アウゥ~』などのような音声を発する方もいらっしゃいます(音声チック)。時に意味を持つような単語を不適切に繰り返すこともあるため、周囲から誤解を受けることもあります。
これらのチックは、つい最近まで親の愛情不足や家庭環境が原因と言われ、その治療には親子や親のカウンセリングや子どもへの接し方などが強調されていました。
しかし、これらの動作や音声を繰り返す症状が、ドーパミンという神経伝達物質の作用を減弱させる薬剤の投与によって軽減することから、脳の器質的な機能異常であることが示唆されています。つまり、愛情不足ではなく、脳に問題が起きているという理解です。事実、大人になってもチック様の症状を呈している方が多くいらっしゃいます。
健全な脳機能の維持には、脳にとって必要かつ充分な栄養素を補給するということが大切になります。小学校入学後も発達段階にある子どもの脳にとっては、なおさらです。
当クリニックでは、基本的にすべての方に血液検査を行い、その方にとっての正常な脳の発達に必要な栄養素を選び、量を決めてアプローチをしていきます。
また、チックには成長痛のような夜間の下肢の痛みが頻繁にみられます。この症状だけからみても、チックには何らかの重大な栄養障害が関係していることが想像できます。
骨の成長に伴う痛みなどの症状がある場合には、カルシウム不足ばかりが強調されますが、実際にはタン白質の不足(アミノ酸の不足)や鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミB群などの複合的な栄養障害があります。
それらの栄養障害を改善するために、血液検査によって不足している栄養素を調べ、それを補うというアプローチを行います。







