
貧血ではないかと思うのです。顔色が悪いし、たちくらみがすることもあります。長い時間電車で立っていることも不安になります。
- 一言で貧血といっても、いろいろな種類があります。鉄が欠乏している、赤血球が大きすぎて細い血管を通れない、筋力が弱くて血液を体の隅々まで送り込めない、赤血球の寿命が短い、血液が薄い、血液の量が少ない、血液が濃すぎてドロドロで血が流れにくい、等々。
いずれの理由にしても、体の組織に酸素や栄養素が運ばれにくいのですから、体調が悪くなります。
貧血ってそんなに種類があるんですか?
- ええ、そうですよ。貧血を1種類持っていることもありますが、複数持っていることもあります。
自分の貧血の種類がどれなのか知ることが第一歩ですよ。それによって適切なアプローチを行うことができます。
- どんな症状にも言えることですが、症状は同じでも、原因は一人一人様々なのです。
- 私のともだちでも、めまいや立ちくらみなど貧血に伴う症状でいろいろな科を受診して検査を行っても、貧血は無く、どこも悪いところが無いといわれることが多いのです。
- 貧血の診断基準に満たないと、一般的な貧血と診断されることは少ないです。
しかし、貧血の診断基準を満たすほどの貧血に進行しているときには、すでの多くの栄養障害を伴っていることがほとんどです。
当クリニックでは、詳細な血液検査を行うことによって、貧血の原因になる、鉄やビタミンBやその他の栄養素の状態を調べます。そのため、一般的な診断基準を満たす前に、鉄欠乏状態を把握することができます。
その貧血と診断される以前の状態で、適切な栄養アプローチを行うことにより、患者さまの自覚症状は著しく改善することが多いのです。
鉄欠乏は貧血だけの原因なのですか?
- とんでもないっ!鉄欠乏は実に多くの症状や病気の原因になります。
突発的におこる動機やめまいの原因になり得ますので、その場合にはパニック障害とかメニエール症候群などの診断をされることになります。
また、鉄はエネルギー産生の酵素の含まれるものなので、貧血などの鉄欠乏状態では、とにかく疲れやすくなります。
さらに、細菌やウイルスに対する白血球の働きにも鉄は深く関係しているので、貧血や鉄欠乏では風邪を引きやすくなったり、すぐに感染症をもらったりするようになるのです。
鉄不足は、たんなる貧血の原因とだけ思っていましたけど、とてもいろいろな病気に関係しているんですね。