アトピー性皮膚炎

Y.Kちゃん 4歳 男の子

アトピー性皮膚炎について

これほど治療法が昏迷しているものはないでしょう。当クリニックでは多くのアトピー性皮膚炎で苦しまれている方々の血液データを見てきました。皮膚症状の改善は血液検査データの改善と平行して現れます。アトピー性皮膚炎の寛解までは多くの困難があります。
この方法を選ばれるかどうか、事前に医師・スタッフへしっかりとご相談ください。

この方は生後2週間でアトピー性皮膚炎と診断されています。後述しますが、現在行われている日本のアトピー性皮膚炎の診断と治療の大きな問題がここにあると思います。

来院時の処方

  • ステロイド薬
  • 非ステロイド薬

現在も日本のアトピー性皮膚炎の治療はステロイド剤の外用が主流になっています。 しかもこの方のように生後2週間の皮膚病変のみで簡単にアトピー性皮膚炎と 診断されステロイド剤を処方されてしまいます。もちろん全てであはありませんが、この方のように栄養療法で皮膚症状が改善されることも多いのです。
これから先はちょっと専門的な話になりますがお付き合いください。
赤ちゃんはお腹の中にいる時にいろいろな栄養素を蓄えて生まれてきます。しかし亜鉛というミネラルは充分に蓄えられることなく生まれてきてしまいます。そ のためお母さんの母乳には、分娩後1~2週間は非常に多くの亜鉛が含まれ充分に赤ちゃんへ亜鉛を与え、その後急激に減少していきます。この母乳に含まれる栄養素の組成の変化は、まさに神秘的とも言えるほど巧妙に仕組まれた自然の驚異だと思います。この亜鉛と言うミネラルは正常な皮膚を維持するためにとても重要な栄養素なのです。
先ほど書いたことと合わせて、生後1週~3ヶ月までの赤ちゃんの皮膚炎には亜鉛欠乏が原因であることを常に考え、安易にアトピー性皮膚炎と言う診断をつけてはならないのではないかと思うのです。しかもステロイド剤は赤ちゃんの蓄えた亜鉛をどんどん排泄してしまう作用があります。

それでは痒みが落ち着き、集中力も増したお子様を見て、お喜びのお母さんのレポートをお読みください。

今年の3月で5歳を迎える息子は生後2週間でアトピー性皮膚炎と診断されました。ステロイド、非ステロイド系の2種の薬をもらいましたが、非ステロイド系のものはなかなか効かず、ステロイドの方はだんだん強いものになっていきました。
離乳食が始まったころ、鱈のおつゆでショック症状をおこし、大事に至らなかったものの、その後の検査で採血の結果 IgE値が最高値であること、魚は絶対禁止、ダニ対策、食事療法の必要性を知らされ、親子ともども大変な毎日がはじまりました。
周囲でアトピーによいという話を聞くと飛びついてやってみるのですが、よい結果が出ることはなく、脱ステロイド両方で逆に悪化させたこともありました。毎晩寝かし付けてしばらくすると痒さが出て、全身を掻きむしり、必死で訴えるためお互いに睡眠不足でイライラすることもあり、親として落ち込むことも度々でした。

そんな繰り返しで、何をやっても変わらない、このまま気長につきあって行くしかないとあきらめていたところに溝口先生にお会いし、栄養療法の本を読んでアトピーに亜鉛がよいと言うのを知り、主人と「ちょっと試して変わらなかったらすぐ止めよう」と半信半疑でサプリメントを服用させて見ることにしました。4歳の子どもが大きな粒を飲めるのかな、と不安もありましたが、言い聞かせると納得して飲んでくれました。

すると3日でかゆみが落ち着き、あれほど夜眠れなかった子どもが、不思議なほど熟睡するようになったのです!また、サプリメントの効果を見るためにステロイドも中止してみたのですが驚くことにリバウンドも起きないのです。保育園の先生からも「最近痒がらないね」と言われ本人が「いいお薬を飲んでいるからだよ」と説明したそうです。
体だけではなく心の変化もありました。それまでは、お絵かき、ブロック遊びは注意散漫となりがちで、すぐにあきているようでしたが、今は動作がとても落ち着いて一人遊びをするようになり、本当に感激、感謝の毎日をすごしています。

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