M.Aさん 35歳 女性
パニック障害、うつ病について
パニック障害、うつ病などの診断を受け、多くの薬剤を処方され苦しまれている方が多くいらっしゃいま す。これらの診断を受けた患者さまの中には、明らかに栄養障害に起因する神経症状をうつ病やパニック障害と診断されていることがあります。栄養障害が原因 で神経症状を起こすものとして、急激な血糖値の変化を起こす機能性低血糖症や、体内の貯蔵鉄が減少している場合などがあります。
血液検査データより、これらの異常がある場合には、栄養療法によって神経症状が劇的に改善することが多く、薬の副作用などに苦しまれてきた方には大変喜ばれています。
うつ病、パニック障害の診断を受け、11年間精神科で治療されていた患者さまのレポートをお読みください。
この方は毎日数十個の頭痛薬を常用しなくてはならないほどの頭痛を訴えて来院されました。これまで後ほど紹介するような様々な症状のために、パニック障害、うつ病、 不安神経症、対人恐怖症などの病名がつけられ、下記のような非常に強力な薬を10種類処方され、その上に市販の頭痛薬を常用していました。
来院時の処方
- アモキサン・・・抗うつ薬
- ルジオミール・・・抗うつ薬
- レスリン・・・抗うつ薬
- ソラナックス・・・抗不安薬
- ベンザリン・・・抗不安薬
- レボトミン・・・抗精神病薬
- ボルタレン・・・鎮痛剤
- 数種類の胃薬
いったいどのような目的で、これほど精神に強力な作用を及ぼす薬を多量に処方したのでしょう?
これほどの多剤の精神薬を処方するのは世界中のドクターのなかで日本の精神科のドクターだけでしょう。この方のように潜在性鉄欠乏症を中心とした栄養障害が病態の原因であるにもかかわらず、訴える症状のみからうつ病や神経症と診断し、薬づけになっていることが非常に多く、早急になんとかしければならないと思います。
それでは星状神経節ブロックと栄養療法によって確実に様々な症状が改善し、若いお母さんらしく、生き生きとした生活をとりもどされたレポートをお読みください。
平成二年の夏「パニック障害(発作)」で倒れ、救急車で病院に運ばれ、それ以降、動悸、めまい、立ちくらみ、肩凝り、不眠、極度の不安感、頭痛、しびれ など様々な症状とともに息苦しい、足が地についていないようなふわふわする感じ、集中力がないなど、体中で異変が起きはじめた。
仕事も育児もできず、「このまま死んでしまうかもしれない」そんな恐怖感の毎日。内科、婦人科、脳神経科、耳鼻科と、いくつ病院に行ったか数えられない。その度に採血、心電図、CT、脳波、MRI、たくさんの検査をするがどの結果 も異常なし。最終的に精神科に通院することになり、はや11年「神経症と鬱病」と診断され、大量 の薬を服用することになった。
泣くことも笑うことも怒ることも・・・人間らしいことが何も出来ず落ち込み、自分が情けなく嫌になり、寝込む日々。気晴らしに買い物に出かけてみても建物に入るなり息苦しく、激しい動悸と頭痛、立ちくらみに襲われそのまま帰宅。親友と会っても頭からぶるぶると震え、落ち着きがなくなり「対人恐怖症」と診断され、また一つ不安が増えてしまった。そして大量の薬とたくさんの症状で目の前が真っ暗になった。
神経科に通院して11年、さまざまな症状の中で薬を飲めばラクになる物もあったが、頭痛だけは薬が効かなかった。処方箋の薬は何一つ効かず、市販の頭痛薬を服用するが気休めにしかならない。毎日数十個の頭痛薬を飲んでは胃が痛くなり、胃薬を飲む。そんな毎日の繰り返し。そんな中、精神科の担当医が変わり "ペインクリニック"をすすめられた。初めて耳にする"ペインクリニック"私の中でまた一つ不安が増えた。
不安な気持ちのまま溝口先生をたずねた。診察室に入り、症状を話したところ、採血と注射をすることになった。「また採血・・・」数多くの他の病院と検査は変わらないんだという気持ちと「注射」ってなんだろうと不安に・・・。注射は神経ブロックといい、喉にうつということ、恐かった。
数日後、採血の結果を聞きに再び先生のところへ。採血の結果で極度の鉄不足が判明。さまざまな病院で何十回も採血したが初めて「潜在性鉄欠乏症」と診断され、鉄不足が頭痛の原因と先生が断言。先生がすすめる鉄剤、ビタミン剤、サプリメントの服用と並行して注射を続けることになった。
注射は痛かったが、通院して二ヶ月三ヶ月・・・日に日に頭痛薬が減ってきた。自分のもどかしさに子供にあたってしまうことも以前はしばしばあったが、今では一緒に笑って外にも出かけられる様に・・・。睡眠薬がないと寝られなかった夜も、今は睡眠薬も必要無い。度々起こっていたパニック障害もなくなり、毎日数十個の頭痛薬が今では月に数える程度にまで減っている。
現実に毎月頭痛薬に使う金額も相当なものだった。今では親友等から「頭が痛い」ときくと「鉄不足だよ」と笑って話せるようになり、もちろん溝口先生を紹介している。
まだ通院が必要だが、今までの11年間の苦しみが、溝口先生の医師としての診断、先生の元気な姿、大きな声で励まされた。先生ありがとうございました。






